LeSS(Large Scale Scrum)は、Scrumの原則を組織全体に適用し、組織の競争力向上を目指すフレームワークです。 「LeSS' Yoaké」は、LeSSを深く学び、組織全体への適用について議論・共有するための国際的なアジアのカンファレンスであり、2025年には2回目の開催を予定しています。
このカンファレンスは、ScrumやLeSSの実践者、リーダー、研究者、教育者、企業経営者が一堂に会する場を提供します。 特に、アジア圏を中心に、LeSSの価値観や適用事例、最新の研究成果を共有し、互いに学び合うことを目的としています。 また、「Yoaké(夜明け)」という名の通り、新たな視点やアイデアを提供し、参加者の組織における変革の第一歩をサポートする場となることを目指しています。
本カンファレンスは、LeSSにおける専門家や実務家との交流を促進し、参加者が現場での成功事例や課題解決に必要な知識を得る機会を提供します。 基調講演、実践的なワークショップ、ディスカッションセッションなど、様々なプログラムを通じて、ScrumやLeSSに関心のある多様な人々が集い、つながりを深めることができます。
さらに、「LeSS' Yoaké」は、単なる学習の場に留まらず、企業全体でのLeSS導入を支援するためのインスピレーションを提供し、企業競争力を高めるための具体的なアクションを生み出すことを目指しています。 本カンファレンスを通じて、参加者がLeSSの価値を再確認し、未来の挑戦に向けた力強い一歩を踏み出すことを願っています。
多くの大規模な製品開発組織において、各チームは一見すると高い局所最適で反復的に成果を出しています。 しかし、組織全体な視点で見ると、価値の提供が最適化されていない場合があります。 本セッションでは、局所最適から組織全体の価値へ重心を移す方法について探ります。
Lv Yiは、中国・杭州在住の出身で、2010年からOdd-eグループのコーチになり、2018年から認定LeSSトレーナーになりました。 Scrum Allianceの認定トレーナーでもあります。
Nokia Networksで働いている2005年後半から、AgileやScrumを学び始めました。 同時に、これが彼の最初のLeSS導入の経験にもなりました。 彼は、CraigやBasから直接指導を受け、多くの事を学びながら、製品組織内の部署を率い、持続可能性を生み出すためのチームとスクラムマスターの育成に尽力しました。 2008年には、中国人で初めてのScrum Allianceの認定スクラムトレーナーになりました。 2010年末にノキアネットワークスを退社し、Odd-e中国に入社しました。
Odd-eのコーチとして、彼は大規模な製品開発、特にLeSSの指導と導入から競争力を高めたい組織の支援しています。 その経験の1つはLeSSのケーススタディ「Huawei - LeSS without Scrum」にて公開しています。 2009年からシステムシンキングを実践し、Odd-eブログで組織設計と変革におけるシステムダイナミクスについて幅広く執筆しています。 彼は、LeSSが製品開発の分野で学習する組織への階段を開くと考えており、LeSSトレーナーやコーチとしてシステム思考を推進しています。
チェンジエージェントにとって最も困難であり、しばしば見過ごされがちなスキルは、変化を売り込むことです。 スクラムマスターやアジャイルコーチが変化が始まった後に何をすべきかというアドバイスは数多くありますが、最初の重要なステップ、つまり変化が必要であること、そしてあなたがそれを主導するのに最適な人物であることを意思決定者に納得させる方法については、ずっと少ないのが現状です。 この講演では、エンタープライズアジャイル導入において数十年の経験を持つ認定LeSSトレーナーであるViktor氏が、この課題に正面から取り組みます。 経営層やチームが現状維持を望む場合でも、変化の必要性を彼らに理解してもらうためのアイデアや戦略、そしてあなたがそれを実現できるエージェントとして自分自身を位置づける方法について共有します。
Viktor Grgicは、は、製品開発の組織化における専門家であり、ソフトウェアエンジニア、そしてCertified LeSS Trainer(認定LeSSトレーナー)です。 企業システムの提供やアジャイル導入において25年の経験を持ちます。 最初の15年間はオランダで働き、2013年以降は香港を拠点に活動しています。
彼は、アジャイル導入と実践を組織(マネジメントとプロダクトオーナーシップ)、チーム、そして技術(ソフトウェア開発の実践と運用)の各レベルに広げています。 これまでに多くの大規模および小規模な組織のコーチングやトレーニングを行ってきました。 主な実績には、オランダ商工会議所、アムステルダム市、Bol.com、ProRail、ロッテルダム港、Sdu Publishers、キャセイパシフィック航空、香港のタレス、ベトナムのTyme、香港のソシエテ・ジェネラルおよび日本、香港のナティクシス、上海のSplunk、香港のハチソンポーツ、ドイツのBMW、オランダのNationale Nederlanden、Crypto.com、シンガポールのContour、インドネシアのJago、香港のBNPPなどがあります。
LeSSに加え、ITアーキテクチャやアジャイルに関する論文やブログの執筆、講義も行っています。
LeSS' Yoakéは「Learning」「Training」「Deep Dive」の3つで構成されています。
LearningでLeSSについて学び、TrainingでLeSSをより深く学習・実践、Deep DiveでLeSSに対する知見を深めます。
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東京都内で開催予定です
Coming Soon…
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2024年1月にスタートした毎月開催のScrum/LeSSコミュニティ「LeSS' Morning」は、LeSSやScrumの原点と原則を学ぶ場として注目を集めました。 このコミュニティ活動を通じて、学びと交流の場が広がり、それがカンファレンス開催の流れを生み出す原動力となりました。
その成果として、2024年10月には「LeSS' Conference Asia 2024(LeSS' Yoaké ASIA 2024)」が初開催され、さらなる盛り上がりを見せました。 このカンファレンスでは、LeSSの共同開発者であるCraig Larman氏とBas Vodde氏を迎え、基調講演や実践的なワークショップが行われ、LeSSの導入と実践に関する具体的かつ実用的な知見が多くの参加者に提供されました。
特に2024年のカンファレンスには、多くの企業や組織が参加し、スポンサー企業にとっても新たな市場機会を創出する場となりました。 参加者同士やスポンサーとの交流が活発に行われ、新たなビジネスパートナーシップを生み出すきっかけにもなりました。
このように、コミュニティとカンファレンスが連動する形で相乗効果を生み出し、「LeSS' Conference Asia(LeSS' Yoaké ASIA)」は単なる技術学習の場を超えて、ビジネスとコミュニティ双方に価値を提供するイベントとしての地位を確立しました。
これまでの成果を基に、2025年のカンファレンスではさらに規模を拡大し、多様なプログラムやネットワーキング機会を提供する予定です。 これらの取り組みにより、LeSSの認知度と関心をさらに高め、スポンサー企業の支援を得て持続可能な運営を目指します。
発起人代表 江端 一将
アルファベット順で掲載
LeSS' Morningは、ScrumやLeSSを学ぶ意欲がある方が集い、学習と交流を深めることを目的としたコミュニティであり、2023年10月から活動を開始しています。
定期的なイベントやワークショップを通じ、ScrumやLeSSの原則を組織全体に適用する実践的な知見や方法を学び合う場を提供しています。
興味がある方はぜひLeSS' Morningに参加して、私たちと一緒にScrumやLeSSについて学びませんか?
LeSS' Yoakéは、The LeSS Company B.V.の公認団体である一般社団法人 LeSS Company Japanによって運営されています。